雨の日の配達って本当に大変ですよね。
雨でパンツまでビショビショ
手が雨で濡れて、寒くてしょうがない!
ネットではこんな声も聞こえてきます。
この記事ではそんな、「雨の日に配達したいけどツラい!」という人のため、筆者オススメの雨の日の服装を紹介します。
この記事で紹介する服装やグッズは特に原付きに乗っている人におすすめしています。
さらに雨の日の服装だけでなく、おすすめの雨の日グッズも紹介するので、参考にしてみてください。
そんなの知っているよ!
という声が聞こえてきそうですね。
しかし「なんのために雨の日に配達するのか」をより強く意識することは、時給アップにつながると筆者は考えています。
筆者はすでに配達回数800回超えのUber Eats (ウーバーイーツ)ガチ勢。
この記事を読めば、雨の日に最適な服装だけでなく雨対策グッズも知れて、雨の日に配達するツラさから開放されます。
雨の日のオススメの服装4選
雨の日の服装で気をつけること。
それは全身をくまなく雨からガードすること。
なぜなら原付に乗っていると歩きよりもスピードが出るので、服に雨が侵入してきやすいからです。
全身を雨からくまなくガードするために必要な服装は次の4つ。
- レインウェア上下
- フェイスガード付きのヘルメット
- 防水ブーツ
- ハンドルカバー
です。
順番に、装着すべき理由とおすすめの商品を紹介していきます。
レインウェア上下
レインウェアは雨の日の服装としては必須のアイテムです。
レインウェアは上着だけでなく、ズボンも付いているものを買いましょう。
よくレインポンチョで配達している人を見かけますが、オススメできません。
私も昔レインポンチョを買って1回だけ雨の日に配達しましたが、履いていたジーンズがびしょびしょになってしまいました。
ポンチョだと足まで完全には覆ってくれないので、レインズボンも付いているものを選んでください。
おすすめのレインウェア『ヤマハ(YAMAHA) バイク用 レインスーツ YAR22』
筆者がおすすめするレインウェアは『ヤマハ(YAMAHA) バイク用 レインスーツ YAR22』。
バイク専用に設計されているので、原付配達に最適です。
このレインウェアの具体的なメリットは、
- 座った姿勢でも背中や裾から雨が侵入することがない
- フードがついてないのでヘルメット着用状態でも使いやすい
- 襟が高くてヘルメットから滴ってくる水の侵入を防ぐ
- 上着にバイクのキーを入れるポケットがある
という4点。
地味かもしれませんが、長時間配達しているとメーカーの地味なこだわりに、思わず「助かるな〜」と思う場面が出てきます。
レインウェアは雨の日に必須の服装。早めに揃えておきましょう。
フェイスガード付きのヘルメット
ヘルメットはフェイスガード付きのものを選びましょう。
半帽タイプのヘルメットだと、走行中にものすごい勢いで雨が顔に当たってきてしまいます。
雨天時は顔面を保護するフェイスガードが無いと、まともに運転できないレベル。
なのでフェイスガード付きのヘルメットは必須です。
フェイスガードが大きいヘルメットを選ぶ
ではどんなヘルメットがいいのか?
答えは「フェイスガードの大きなジェットヘルメット」。
目元だけしか守ってくれない小さめなフェイスガードを選ぶと、鼻や口に雨粒が入ってきしてしまいます。
また配達中は何度もヘルメットを着脱するためジェットタイプのヘルメットを選びましょう。
おすすめのジェットヘルメットは『ヤマハ(YAMAHA) バイクヘルメット ジェット 原付 SF-7』。
筆者がおすすめするヘルメットは『『ヤマハ(YAMAHA) バイクヘルメット ジェット 原付 SF-7』です。
おすすめする理由は次の3点。
- シールドが大きい「ロングシールド」タイプを採用
- 安心のヤマハブランド
- ヤマハのジェットヘルメットの中で値段が一番安い
雨の日専用のヘルメットというものではなく、晴れの日にも使えます。
安定のヤマハのヘルメットなので、今使っているヘルメットよりも使い心地がいいかも知れませんよ?
防水ブーツ
防水ブーツも雨の日の服装として必須です。
もし雨の日に普段使いの靴で配達していると、あっという間に靴下までグシュグシュになってとても気持ち悪いことになってしまいます。
防水ブーツは値段の安いもので良い
防水ブーツを選ぶ時は、特にメジャーなブランドのものでなくても良いです。
なぜなら、使用頻度があまり多くないから。
雨靴は雨の日にしか履かないので、そんなに耐久性が必要ありません。
またもともと原付配達はそんなに歩かないので、靴のすり減りなどをあまり気にしなくても良いです。
ブーツ型のものを選ぶ
また、選ぶのはシューズ型ではなくブーツ型のものにしましょう。
アウトドア用のランニングシューズ型のものだと、くるぶしを守ってくれなくてそこから水が侵入してきてしまいます。
足首を雨から守るためにブーツ型を選ぶようにしてください。
『ギリオ エアーラバーブーツショート』がおすすめ!
筆者がおすすめするレインブーツはこちら。
『ギリオ エアーラバーブーツショート』です。
おすすめする理由は2つ。
- ゴムが柔らかくて歩きやすい
- 値段がお手頃
ゴムの柔らかさが歩くのにちょうどいい感じです。
ゴム靴はちょっと小さめにできています。普段の靴より少し大きいサイズを注文するようにしてくださいね。
ハンドルカバー
雨の日には手を雨から守ることが大切です。
なぜなら、
- 雨に当たると手が冷えてしまう
- ハンドルが濡れしまうと滑って危ない
から。
特に冬の時期に手が濡れてしまうと、手がカチカチになってしまい、ブレーキ操作が難しくなってしまいます。
非常に危険な状態に陥らないためにも、手を雨から保護するグッズが必要です。
運転中雨から手を保護するには『ハンドルカバー』が断然おすすめ
運転中手を保護するためのグッズは、
- 防水手袋
- ハンドルカバー
の2つが候補に挙げられます。
筆者のおすすめは断然ハンドルカバーです。
なぜなら手袋だとスマホの操作ができないから。
信号待ちの時などにスマホを素早く操作する必要のあるウーバーイーツには、断然ハンドルカバーのほうが向いています。
防水処理を施しているハンドルカバーを選ぼう
ハンドルカバーは「防水」を表記されているものを選びましょう。
種類によっては防水処理を施されていないものもあり、水の侵入を許してしまいます。
『MOTOSTAR』の防水ハンドルカバーがおすすめ
おすすめするのは『MOTOSTAR』の防水ハンドルカバーです。
その理由は「ネオプレーン生地」でできているから。
ネオプレーンとは発泡して柔らかくしたゴム素材のこと。
ゴムなので水の侵入を防げるわけです。
スキューバダイビングのスーツにも使われている生地なので、信頼性もバッチリです。
服装以外の雨の日おすすめグッズ3選
ここからは服装以外に雨の日に役立つグッズを紹介します。
これまで紹介してきた服装に加えて、これから紹介するグッズを装着していけば、雨の日を恐れることはもうありません。
防水ポーチ
防水ポーチを持ち歩くことをおすすめします。
現金払い設定をオンにしている人はお釣りを持ち歩く必要が出てきます。
しかし雨の日に普通のポーチに入れていると、中に入れていたお札がグジュグジュになってしまうことも。
そんなお金をお釣りにしたら、お客さんからクレームになってしまいますよね。
配達先で困らないために、防水処理の施されたポーチをおすすめします。
ちょうどいい大きさの防水ポーチを選びましょう
防水ポーチはウエストバッグ型のものがおすすめです。
まず配達に持っていくポーチの用途として、スマホやお釣り入れることが挙げられますよね。
そういった小物を出し入れしやすいサイズとして、ウエストバッグのような大きさが最適です。
配達時は、少しの手間も減らして時間のロスを無くすことが時給アップに繋がります。
そういった効率面を考えて、
- 小物類を取り出しやすい形状
- 大きすぎず小さすぎないちょうどいい大きさ
上記の2点に気をつけて防水ポーチを選びましょう。
『マンハッタンポーテージ』か『ノースフェイス』の防水ポーチがおすすめ
おすすめは次の2つ。
- 【ザノースフェイス】ウエストバッグ ジーアールランバー
- 【マンハッタンポーテージ】Matte Vinyl Alleycat Waist Bag ウエストバッグ MP1101MVL
どちらも有名なアウトドアブランドの防水ポーチです。
アウトドア用途としても使えるクオリティなので、防水対策もバッチリ。
中に入れた小物を濡らす心配がありません。
どちらか好みの方を選んでください。
防水スマホケース
もし今持っているスマホが防水対応でなければ、防水スマホケースを買っておいたほうが良いかもしれません。
もし普段から原付にスマホホルダーをつけて運転していて、雨の日にも同じように装着していた場合、スマホが水没してしまうかも。
水没してしまうと最悪修理不能になってしまい、何万円もかけて新しいスマホを購入することになってしまいます。
スマホの故障という最悪の事態を回避するために、非防水のスマホを使っているなら防水スマホケースを買っておきましょう。
なお筆者は防水対応のiPhone8を愛用しているため、防水スマホケースを使っていません。
雨の日でも原付に備え付けているスマホホルダーにセットして運転していますが、今の所水没して使用不能におちいった経験はないです。
おすすめのスマホケース3選
おすすめの防水スマホケースを3つ紹介します。
どれもお手頃価格で、スマホの種類を選ばず収納できます。
ホッカイロ
寒い季節の雨の日には、ホッカイロを体に貼っておきましょう。
貼る場所として、手足などの末端部分は絶対です。
足から体は冷えていきますし、特に手はホッカイロを貼っていないと手が冷たすぎてハンドルやブレーキを握れなくなってしまいます。
手と足の甲に、手袋や靴下の上から貼ってください。直に貼ってしまうと火傷してしまいますので。
まとめ買いして1枚あたりの値段を安くしよう
こちらのホッカイロを買うのをおすすめします。
30枚入りなのでまとめて購入でき、1枚あたりの値段が非常に安いためです。
コンビニで買うと10枚で700円くらいと割高なので、ネット通販を利用してお得に買ってしまいましょう。
暖かい季節には必要ないホッカイロですが、冬は雨でなくても絶対に携行してくださいね。
雨の日の配達は儲かる
ここからは改めて雨の日に配達するメリットを述べていきます。
わざわざ雨の日に配達する理由、それは「雨の日の配達が儲かるから」です。
その根拠は、次の2つ。
- 雨の日インセンティブがある。
- 雨の日は注文数が多い。
順に解説します。
雨の日インセンティブ
雨の日には、配達した回数に応じてインセンティブがもらえます。
例えば、「17:30〜22:00の間に6回配達したら1260円を売上に加算」といったように。
だいたい最大12回の配達が報酬のマックス回数です。
この雨の日インセンティブの最大回数をしっかりこなしていると、かなり時給がアップするので、雨の日はなるべくインセンティブの最大回数をこなすことを目標にしてみてください。
雨の日は注文数が多い
雨の日は注文数が増加します。
理由は簡単。みんな雨の日には外に出たくないから。
その面倒を我々配達パートナーが引き受ける分だけ、もらえる時給が高くなるというわけです。
注文数が多いと、2つの良いことが。
- 『シミブースト』による配達報酬の増加
- 『数珠鳴り』による配達ペースの増加
です。
シミブースト
シミブーストはアプリ上にシミのように現れるインセンティブのこと。
そのシミ内のお店の注文をこなすと、1配達ごとインセンティブがもらえます。
需要の大きさによりますがだいたい100~200円のレンジで一回の配達ごとに加算されていく格好です。
雨の日はこのシミブーストが発生しやすいです。
シミブーストの発生しているエリアを重点的に狙っていきましょう。
数珠鳴り
『数珠鳴り』とは配達需要が大きい時に次々と注文が入っていくこと。
具体的には商品をピックしている状態で配達先に近づくと、まだ配達が完了していないにも関わらず次の注文が入ってくる状態をいいます。
入ってくる次の注文は配達先の近くなので、持っている料理を届けてから数珠鳴り先のお店にいく手順になります。
ウーバー側からしたら「後は近くの配達先に届けるだけなので、もう次の注文を受けてもいいでしょ?」ということなのですね。
次の注文が入ってくるのを待つ時間が省けるで、時給が非常に高くなります。
数珠鳴りは積極的に受けるようにしましょう。
雨の日に配達するメリットまとめ
雨の日は
- インセンティブ
- シミブースト
- 数珠鳴り
などにより、時給が上がるという点で非常に高いメリットがあります。
先程紹介した商品で身を固め、しっかりと雨対策をして配達しましょう。そうすれば、雨の日の大変さを緩和しつつ高時給を狙えます。
雨の日に配達するデメリット2つ紹介
雨の日に配達すれば、儲かります。
しかし、晴れの日とは様々な状況が違うので、気をつけることもあります。
具体的に心配な点は、次の2つ。
- 雨の日は事故が多い
- 風邪を引くかもしれない
順に解説します。
雨の日は事故を起こしやすい
雨の日の配達は事故の危険性が高まります。
雨の日、よく救急車のサイレンを聴きませんか?
雨の日は、
- 路面が滑りやすい
- 視界が悪い
これらの原因により事故の発生率が上がってしまいます。
雨の日に事故を起こさないようにする方法3つ
雨の日に事故を起こさない・巻き込まれないようにする方法は以下の3つです。
- スピードを出しすぎない
- マンホールを避けて運転する(特にコーナリング時)
- ヘルメットとサイドミラーについた水滴をマメに拭う
これら3点を意識し、実施することで事故を回避、事故になってしまっても大怪我や死亡する確率を減らせます。
雨の日は事故の発生率が高い点を強く意識して安全運転を心がけてください。
そうすれば事故に遭って入院したり、乗り物が破損して修理費がかかったりなどの大きな損失を出す確率を低下させられます。
風邪を引くかもしれない
雨に打たれて体力を消耗すると、風邪を引いてしまうかもしれません。
筆者は雨続きの週に連日配達をしていたとき、日を追うごとに喉が痛くなってきていて、風邪をひきそうでした。
もし配達途中で具合が悪くなってきたら、その日はその後の配達を中止にして様子を見る、という選択を検討してみてください。
風邪が本格化する前に早めに中断することで、風邪が悪化して数日休んでしまい月の報酬が下がってしまうという自体を防げます。
雨の日はいつもより体調管理にも気を配るようにしましょう。
まとめ
雨の日は防水・防寒対策をしっかりしていれば、儲けるチャンスの日です。
これまで紹介してきた雨の日用の服装・雨対策グッズのリンクを最後にもう1度貼っておきます。
買わなくても良いので、「ふーん、雨の日はこんなグッズが必要なんだ」くらいの気持ちで眺めておいてください。
実際に雨の日に配達して「雨がきつい!もうやりたくない!」と思った時に、このグッズのことを思い出すでしょう。
全部買わなくても良いので、少しずつ購入していって雨がツラくなくなるまで服装やグッズを揃えていってくれれば、この記事を書いた甲斐があるというものです。