アニオタなら知っておくべきMYTH & ROIDの読み方/メンバー/代表曲

最近のアニメでMYTH & ROIDというグループをよく見かけるなぁ

「慎重勇者」を見てたらやけにカッコいいオープニングが流れているな・・・。

なんてことありませんか？
最近アニソンで見かけるようになったMYTH & ROID。
カッコいい曲ばかりですよね。
しかし、

そもそもこのグループ名、なんて読むの？

歌詞が英語でとっつきにくいんだけど・・・。

といった疑問も聞こえてきます。

そんな疑問も含めて、MYTH & ROIDのことを紹介する記事です。
筆者は超アニソンオタ。MYTH & ROIDの歌っているアニメをすべてチェック済みです。なので知識は申し分ないと自負しています。

また、この記事は難しい音楽用語を使用していません。
5分で読める内容になってます。MYTH & ROIDのことが以前から気になっていた方は、ぜひ一読してみてください。

『MYTH & ROID』なんて読む？
MYTH & ROIDの楽曲
MYTH & ROID のメンバー
MYTH & ROIDの追いかけ方

『MYTH & ROID』なんて読む？

『MYTH & ROID』
この名前をアニメのOPで見た時、なんて読むか分かりましたか？

筆者は最初全然分からず「マイスアンドロイド・・・？」と読むのかな、と思ってました。

正式な読み方は
「ミスアンドロイド」
です。

どんな意味なのでしょうか？

「MYTH」＝神話
「&」と「ROID」＝アンドロイド

という２つの意味を組み合わせたグループ名です。それぞれ

神話＝過去
アンドロイド＝未来

を想起させるために名付けられたそうです。グループメンバーのルーツを掛け合わせ、新たな世界を切り拓いていくという意味を持たせて考案されました。

MYTH & ROIDをアニメから知った人たちは読み方が分からず、困惑するようです。しかし、グループ名の由来を知ると「カッコいい」と思えるようになりますよね。アンドロイドを「&」と「ROID」で表記を分けるところなど、特にセンスを感じます。

MYTH & ROIDの楽曲

『オーバーロード』のED曲『L.L.L.』

MYTH & ROID最初のデビュー曲はアニメ『オーバーロード』のOP曲『L.L.L.』です。

デビュー曲にもかかわらず、iTunesジャンル別ランキングで同時リリースのOP楽曲と合わせ1位、2位を独占。YOUTUBEの公式ミュージッククリップでは450万回も再生されています（2019年11月現在）。

メンバーによると曲名の『L.L.L.』は略称で、正式名は『Leashed Luminant Love』というそうです。意味は「鎖で繋がれた輝かしい愛」。

『オーバーロード』で登場する「アルベド」というキャラクターの主人公に対する狂気的な愛をイメージして作られた曲です。
アニソンらしくキャラクターの心情を反映された、大人気のデビュー曲となっています。

『慎重勇者』のOP曲『TIT FOR TAT』

2019年11月現時点の最新曲はアニメ「慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜」のOP曲『TIT FOR TAT』です。

ため込んだうっぷんを発散させるような、エネルギッシュな曲調になってます。

曲名の『TIT FOR TAT』ですが、あまり聞き覚えの無い英語ですよね。意味は「しっぺ返し」。

MYTH & ROIDの人たちはなぜこのような曲名にしたのでしょうか？その理由は、歌詞の中に込められていると思われます。和訳がオフィシャルサイトに記載されているので見てみましょう。

出典：http://mythandroid.com/

これを見てみると、「逆転」「栄光」など忍耐と勝利をイメージさせる単語がちりばめられています。事前に完璧に準備をすることで、本来なら到底勝てない相手を打倒していく「慎重勇者」の主人公をイメージしていると思われます。

アニメOP映像も曲と合っていて、素晴らしい出来です。是非一度アニメも見てみましょう。

『ブギーポップ』の『shadowgraph』

最後に筆者のお気に入りの一曲を紹介します。アニメ『ブギーポップは笑わない』のop曲に使用された『shadowgraph』です。

曲名の『shadowgraph』の意味は影絵。

この曲はこれまでのMYTH & ROIDの楽曲と全く異なる点はあります。それはギターサウンドが全く入っていないこと。そのせいか不気味で不安を想起させる曲になっています。そしてその全体的な曲のテイストが、ブギーポップの世界観と非常にマッチしているのです。

ブギーポップの巻行された1998年当時の社会的不安を反映している良曲ですので、ぜひアニメ本編と一緒に見てみてください。

MYTH & ROID のメンバー

Tom-H@ck

MYTH & ROIDのプロデューサーには数多くのアニソンを作曲している、Tom-H@ckが就任しています。

2008年のデビュー作、社会現象にもなった大ヒットTVアニメ「けいおん!!」の楽曲を手がけ、その後、自身のアーティスト活動「OxT」「MYTH & ROID」の２つのユニットでアーティストデビュー。
以降、T.M.Revolution、でんぱ組.Inc、ももいろクローバーZ、清竜人25、SuG、ロッカジャポニカ、LiSA、マジカル・パンチライン、UROBOROSなどのアーティスト、アイドルのプロデュースや楽曲提供、映画、アニメなどの劇伴音楽なども担当。
これまで数々のヒットコンテンツをプロデュースしている。
2016年5月に総合エンターテイメント会社「TaWaRa」を設立。
出典： http://www.ta-wa-ra.com/

MYTH & ROIDではプロデューサーの他にギターとキーボードも担当しています。PVで演奏しているのでぜひ観てみましょう。

Mayu

MYTH & ROIDのボーカルは「Mayu」という人が一時期担当していました。
1stシングル『L.L.L.』から5thシングル『JINGO JUNGLE』までがMayuさんの歌声です。

残念ながら、Mayuさんは途中でMYTH & ROIDを抜けてしまいました。詳細な脱退理由は不明です。
脱退当時の2017年、Tom-H@ckさんは自身のブログでこのように述べていました。

MYTH & ROID（以下M&R）プロデューサーのTom-H@ckです。

M&R Mayu卒業の件について、かねてよりファンの皆様からお問い合わせ頂くこともあり、M&Rとしても出来る限り早く皆様にご報告しなければという想いがあったのですが、各方面の諸々の兼ね合い・事情で時間がかかってしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。

企画段階から、M&Rは複数人のボーカルや、クリエイターなどが集まる新しい形のクリエイティブユニットというコンセプトのもと活動してまいりました。

中でも結成からの中心メンバーであるMayuの歌声は唯一無二で、M&Rが活動していく中で必要不可欠な存在でありました。

M&Rで歌うMayuの姿を切望されていたファンの皆様には、大変申し訳なく思っております。

メンバーとしても、M&Rプロデューサーとしての立場からも、お詫びさせてください。申し訳ございません。

公式HPにもあるように、MayuはM&R卒業後は心機一転し、ソロでの活動に邁進していく予定でございます。

彼女のこれからの活動を後押し出来るよう、M&Rメンバー・スタッフ一同も尽力して参ります。

彼女自身、また彼女の歌声を、これからも末永く愛してあげてください。

どうか応援のほどよろしくお願いいたします。

出典：Tomさんのあれやこれやブログ

Mayuさんは2019年に実際にソロデビューしました。そのことから、脱退理由はスキャンダルやTom-H@ckさんとの仲違いではなく、ブログの通りソロデビューの意向が元々あったためと考えられます。
今後の彼女の活躍に期待しましょう。

KIHOW

Mayuさんの項でも触れましたが、MYTH & ROIDのボーカルは一度交代しています。交代後の2代目ボーカルがKIHOWさんです。6th『HYDRA』から現在までボーカルを担当されています。

交代した当時、ファンの中にはMayuさんに引き続きボーカルとして歌ってほしいという声もあったようです。しかし、KIHOWさん加入後の新生MYTH & ROIDは炎上覚悟でニューシングルを発売。KIHOWさんは新曲を堂々と歌い上げて、『HYDRA』はオリコン配信ランキング8位を記録しました。

私が画家として活動しているVarizo Changが初の個展「WORD TRAUMA」を開催いたします。
私の言葉に対する考え方を主に展示いたします。会場限定アイテム販売予定
普段絵はあまりみないという方にもお気軽に遊びに来ていただきたいです。

2020.1.23-1.27
恵比寿 AMERICA-BASHI GALLERY pic.twitter.com/RXI0RTgZCF
— KIHOW ◉ MYTH & ROID (@kihow_) November 7, 2019